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December 24, 2004

旅日記●中国四川省・九寨溝&黄龍8

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第七天 10月29日(金) 2200年前の水利施設・都江堰から再び成都へ
*デジカメ写真がないため文字が多くてすみません
くもり10~15度

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巨大な水利施設・先端は「魚嘴」と呼ばれる分岐点

今日はゆっくりと午前10時にホテルを出発。久しぶりに朝食を食べました。10分弱で今から2200年前に作られた水利施設、都江堰(とこうえん・トゥチャンエン)に到着しました。万里の長城とほぼ同じ時代のものですが、こちらはいまでも使われています。李冰、李二郎親子によって作られた都江堰は、岷江(みんこう・ミンチャン)の洪水を防ぐために作られたものですが、結果として成都平野の灌漑に役立ち、農業の発展に大きく貢献しました。そのため、この親子はいまでも神様のように崇拝されています。
観光は高台にある記念館から始めて、中州まで下るコースを取ります。ここも中国人観光客がたくさん来ていて大騒ぎ、それぞれのグループのガイドさんがそれぞれスピーカーでがなりたてるので、うるさくてたまらない。とにもかくにも記念館からダム全体を見下ろしてみると、中州の先端がクチバシのように尖っているのに気づきます。ここは「魚嘴」と呼ばれていて、この部分で岷江の水は6割と4割に分けられ、4割が成都平野に流れる仕組みになっているそうです。
そこから下っていくと李親子を祀った二社神社があります。「深淘灘低作堰」と書かれた碑があり、曽さんが「ダム作りの原則は深く掘って堤防は低く、作って終わりではなく、いつでもダムの底の土砂などを取り除かなければならないという意味だ」と教えてくれました。
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タイルのようなものに書かれていました

そこからかなり揺れるつり橋を渡って中州へ。添乗員の神保さんがみんなの分のペットボトルのお水を持ち歩いていたので、途中で変わってあげました。ビニール袋ふたつにわかれていたので、せっかくだから(?)とアームカール。食べ過ぎの毎日だから少しは運動しないとね。
近くで見る「魚嘴」(ユーツゥエ)はかなりの迫力、紀元前にこんなものを作ってしまった博識というか先見性には素直に驚嘆しました。
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ガキのような大人が揺らすのでマジで揺れた

昼食はすぐ近くの金葉賓館で。いままでのお料理で一番おいしい!鶏団子のスープやおこげなど、ちょっと目新しいものも出ましたが、みんなが感動したのは饅頭(マントウ)。蒸したものと揚げたもの(金銀)で、完食したうえでさらに一皿追加。コンデンスミルクをつけて食べるのは私には合わなかったけど、特に揚げ饅頭は美味でした。ちなみにこのホテル、トイレもいままで行った中で一番きれいだった。そういえばここはすでに成都市の一部なんですね。だからかな?
午後2時頃、成都の中心部着。「中国蜀錦」のお店に行き、実演を見学。その名の通り、蜀の時代から伝わる織物です。伝統文化が抱える問題はどこも同じで、職人はすでに7人くらいしか残っていず、後継者もいないそう。すごく時間がかかって根気のいる仕事なので1日数センチしか進まないとか。でもね、そりゃあそうだと思うよ、お客さんが来たときしか織ってないもん。高齢だから仕方ないのかな。その後、いわゆる綜合おみやげ店へ。書道家の金子さんが筆を見たいと言ったので連れて行ってもらった場所ですが、「何か別に安くないわね」と言いながら、何本か買っていました。や、やはり日本人!何か悪いと思っちゃうのよね、買わないと。曽さんめちゃめちゃホクホク。
初日に泊まったシェラトンホテルに1週間ぶりに到着。頼んであったおみやげ品を受け取ったあと、夕食まで母と二人でホテルの近くをブラブラしました。立派なデパートや銀行など高層ビルが立ち並ぶ中で、輪タクが走り、屋台の店先で蒸し物の湯気があがる。初日に感じた新旧のコントラストをもっと間近に感じることができました。デパ地下でおみやげのザーサイ、冬菜、豆腐干などを購入し、小吃(シャオチー・簡単な食事)のお店を横目で見ながらホテルへ。真裏がどローカルな市場だということに気づきのぞいてみると、丸ごとの鶏、豚の顔、スパイス、青菜などがぎっしりと並べられ、ちょうど夕食前の買い物客で熱気むんむんでした。
7時からホテルのレストランで最後の夕食。一人ずつ取り分けてくれるサービスは初めて。雰囲気もよく味も洗練されていましたが、やはり辛いものが多く、皆さんにはいまいちのよう。私も胃がそろそろ限界です・・・。
余談ですが、中国のレストランでは、取り皿を換える習慣がないらしい。毎回10品以上のお料理が出てくるので、私たちとしては途中で「取り換えて」と頼むのですが、ピンと来ないようで、いつも説明するのが大変でした。それとガイドの曽さんに最後の晩だし、一緒に食べたらと言ったところ、同じテーブルに着くと料金が追加になってしまうので、遠くのテーブルで一人で食べると言われた。ちなみにいままでも誘うと「一緒に食べると叱られる」と言って別の場所で別のお料理を食べていて、この日は一緒にと言ったところ、この答え。でもこの日は同じ場所(の別のテーブル)で同じものを食べていたみたい。うーん、よくわからないシステム。不可解だわ。
夕食後、隣のラウンジのようなところへ。みんなで1時間くらい話してから部屋へ。しかしその夜、胃が危険信号を出しているのに気づきながら、しっかりビールとワインを飲んでしまった私は、朝まで嘔吐に苦しむことに。昨日の夜までよく寝られないと言ってイライラしていた母は、今夜は私があげた入眠剤のおかげですやすや寝ています。ああ、こういう経験は一体何度目かしら・・・とほほ。

閑話休題
■おみやげのこと

その1>>二日目にすでに曽さんから渡されたおみやげリスト。やはり私も日本人、少しは買わないとなどと思い、乾燥マツタケを注文しました。決して安くはないけど、普段お世話になっている人にはちょうどいいかと思ったので。3つ注文したら曽さんが「5つ注文すれば1つあげるのに」と言う。最初は5つもいらないよーと思ったけど試しに「わかった、5つ買うから2つちょうだい」と言ったら、「メンツを保させてくれたので、こっちもサービスする」ということでOK。得した気分ではあったけど、やっぱり買いすぎちゃったかな、空港のほうが絶対安いのにとちょっと反省。でも帰りの空港で安心しました。だってツアーのみんな、大量購入したらしく、ダンボールの箱を抱えてるんだもん。別送にした人もいたりして、手荷物があまりないのも私と母だけ。この仕事やめられないよね、曽さん。
その2>>購入した食品のご紹介
●冬菜(トンツァイ)
元の姿がどういうものかわからないのですが、普通は漬物のようになっており、瓶詰めや真空パックで売られています。ちょっとザーサイに似ていて、汁麺にちょこっと入れたり、炒め物に入れてもおいしい。ちなみに台湾のサッポロ一番(?)「統一米粉」(インスタントのビーフン)にもついてきます。
●豆腐干(トウフカン)
英語でpressed bean curdと表現される通り、豆腐を圧縮して水分を抜いたもの。普通は塊りのまま売っていて、自分でスライスして煮物に入れたり、そのまま野菜と和えたりして食べます。最近は味付きのものや、そのままおつまみとして食べられるスライスしたものがいろいろ出ているようですが、今回はやはり四川と言えばコレ、麻辣味のものを買いました。
●香腸(シャンチャン)
いわゆる腸詰だけど、これも四川麻辣味を購入。
●緑豆糕(リュウトウカオ)
緑豆とはもやしの豆のこと。それから作られた落雁のようなお菓子。ひとくち(というか半口くらい)に小分けになったものを購入。味は上品で甘さ控えめ。かなりポイント高いけど、ボロボロし過ぎるのが玉に瑕。
●牛肉粒(ニョウロウリー)
ビーフジャーキーの小粒版。小さなキャンディくらいの大きさで食べやすい。もちろん山椒の味がきいていて、ビールのおつまみにグー。
●(買わなかったけど)くるみのお菓子
7日目に行ったおみやげやさんで試食。薄焼き煎餅とビスケットのあいのこのようでしたが、山椒の味が付いていて、「お、お前もか・・・」という感じ。
●搾菜(ザーサイ・ツァーツァイ)
四川の名物のひとつだそう。中国航空の機内食には必ず小さい袋入りのザーサイが付いていました。バラマキ用に小分けにしたものを購入。
●乾燥松茸
その1に書いた通り。松茸ご飯やスープに。

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