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October 15, 2005

エンタメ&カルチャー日記6●引き続き雑多

目次

今回はどんと3ヶ月分の更新です。全部ってわけにはいかないけど、書けるだけ書いてみます。

北京京劇6月3日・東京芸術劇場にて
もちろん初体験です。耳にキンキン響くあの甲高い歌声、独特の節回し、別に一生観る機会がなくてもよいと思っていたけど、まあ誘われたので、好奇心のカタマリの私としてはやはり行くっきゃないかと。出演者の何人かが、いわゆる中国政府お墨付き(特級ってゆーのかな?)の人たちみたいでしたが、何がどううまいのかうまくないのかよくわからず・・・。個人的には四川省の川劇(せんげき)のほうが好きです。お面がどんどん早代わりするやつですね。

隣の男6月20日・本多劇場にて
演劇に詳しいわけではないので、岩松了さんという演出家のことも正直知らなかったっす。たまたま知り合いから招待券をいただいて、行ってまいりました。友人からいわゆる不条理モノだよ、と言われて観に行ったんですが、なんかもっともっと難しいものを想像していたわりには、それほど毒々しくもなく軽く見れました。
実はお芝居よりも、帰りに寄った三茶の老舗居酒屋「多古菊」で、生まれて初めて飲んだ赤のスパークリングワインの印象のほうが強かったりして。えーっと、どこのワインだったかな?クロアチアとかなんかとにかくめずらしいものでした。べったり親父系居酒屋であんなものが飲めるとは。おいしいし値段もリーズナブルでしたよん。

愛と幻想のシルフィード6月24日・東京芸術劇場にて
2月に観て感動した「白鳥の湖」のマシュー・ボーンの世界が再び!今回も超いい席で、ダンサーたちの息遣いが聞こえてきましたわん。バレエ界の貴公子ウィル・ケンプがたっぷり間近で見られて、ミーハー的にはもう満足。もちろんマシュー・ボーンの演出はやっぱりすごいし、ダンサーたちもうまい!「白鳥」に比べると迫力も見ごたえもちょっと劣るけど、バレエの「トレイン・スポッティング」と言われる通り、古典の世界を現在のイギリスに置き換えて見事に魅せるさすがの手腕。古典で観てもつまらないって、よほどのバレエファンじゃない限り。残念だったのは短すぎること。正味1時間20分はちょっと物足りない。もっと見たいよーと思ったのは私だけじゃないはず。
ちなみにこの日は帰りに、「プリック」というタイ料理に行った。途中で道がわからなくなり、電話すると自転車で迎えに来てくれるという親切ぶり。メニューも多く、味もホンモノって感じでかなりおいしい。なぜか西のほうにはこういうお店がない。結局、現地の人がたくさん住んでいるエリアに行かないとダメなんですね。オススメの一軒。

ラ・マンチャの男6月25日・帝国劇場にて
立て続けのエンタメ週間です。えー、一応観るべきかなと思っただけなんですけどね。だって1000回もやっているんですよ、松本幸四郎。それだけでやっぱりすごい。父娘共演もしているし、母にも一度くらい魅せたいと思ったわけです。幸四郎はやっぱりすごいです、ほとばしるエネルギー、舞台への熱情って感じ。松たか子は個人的には好きじゃないけど、やはり舞台栄えするし、魅力的でしたね。でも歌はあんまりうまくなかった。余計なお世話だけど、これだけ派手な家族に囲まれて、地道に女優している長女の松本紀保はえらい。私だったらグレているかも。

キレイ 神様と待ち合わせした女7月9日・シアターコクーンにて
松尾スズキの舞台を一度見たかったので、がんばってチケット取りました。本当は松尾さんの映画「恋の門」でいい味出してた酒井若菜が主演のはずが、病気のため鈴木蘭々に。ピンチヒッターのわりにはがんばってましたね。でもなんたって脇を固めるのが、松尾スズキはじめ、片桐はいり、阿部サダヲ、宮藤勘九郎ほか大人計画の面々。大げさに言えば蘭々も片岡早紀も別に誰でもいいかも。いや、もちろん華は必要だけどね。すっかり舞台俳優になった岡本健一が、ちょっとイっちゃってる系キャラを演じてGOOD。パンフレットがあんなに飛ぶように売れている公演はめずらしいのでは?大人計画人気も相当なもの。しかし長すぎて冗長な感じはいなめず。あと20分くらい短くてもいいんじゃない?

ミリオン・ダラー・ベイビー7月13日・銀座TOEIにて
もう終わる頃とは言え、観客少なかったですねー、アカデミー賞受賞作のわりには。しかし観ているうちに「これはヒットしないよ」と思ってきた。重すぎるんですもん。ボクシングを題材にした師弟愛のお話だと思っていると全然違う。途中から、あれ?と思っていると、最後までずーんと重い感じで終わり。飽きることなく観られたし、映画としての完成度は極めて高いと思うけど、予想しなかっただけに、どよんとした気分になりました。しかし同じイーストウッドの「ミスティック・リバー」よりはずっと救われる内容。周りの映画通はみんな絶賛、玄人好みの映画の典型か?

We Will Rock You8月19日・新宿コマ劇場にて
もうアドレナリン出まくりましたよー、久しぶりに。観る前は、フレディ以外の人がクイーンの曲を歌うってのはどうなのよ?と思ったけど、もうとにかく会場全体が始まる前からノリノリだし、雰囲気に飲み込まれているうちに自分もノリまくり。いい曲は理屈抜きでよいのである。オージーなまりのセリフもギャグ満載で楽しいし、ギターはブライアン・メイばりのうまさ、主役の役者はイマイチだったが、もうそれさえどうでもよくなってしまった。そのままのノリでCDとTシャツを買い、フレディ像と記念撮影。友人に写メールしたら、一言「バカ」という返事が来た。いまだにPCの壁紙は公演のロゴの私です。
見事にリニューアルしたコマにも驚き。飲食持込OKの劇場ってめずらしくない??

マダガスカル8月24日・六本木バージンシネマにて
とにかく最初から最後まで笑いっぱなし!随所にちりばめられた小ネタはわからないところもあったけど、大スジ万人向け。わっけわかんないインちゃん(インド人のことね)系イングリッシュもそれだけで笑えるし、不思議なノリの音楽も耳に焼き付いて離れない!ストレス解消に最適な1本。

宇宙戦争8月31日・六本木バージンシネマにて
毎度レディースデイのレイトショーです。ダコタ・ファニングの天才ぶりはすごいけど、将来どうなるんでしょうか?余計なお世話だけど。あとは印象に残るところのない映画でしたね。暇つぶし程度かな。人間、全然描けてないと思うし。

スターウォーズ・エピソードⅢシスの復讐9月7日・六本木バージンシネマにて
かなり仕事に疲れ果てた状態のレディースデイのレイトショー。いつも通りビール飲み飲み見たんだけど、なんかな~って感じ。スターウォーズシリーズは全部見ているし、最後の作品だからもちろんマストシー。でもなんか安っぽい印象を拭い去れない私。結局エピソード1の衝撃を超えられないまま20年、私も大人になりました。

敦 山川記・名人伝9月13日・世田谷パブリックシアターにて
中島敦の原作をもとに脚本化したわけではなく、漢文調の原作そのものを舞台化した作品。つまりト書き(ってゆーかそもそも脚本がないから、こういう呼び方が正しいかどうか?)もそのまま舞台上で読み上げられる。このような芝居を見たのは初めてだったので、ちょっと斬新。「山月記」と「名人伝」という二作品を上演。前半の「山月記」は野村万作の名人ぶり満載のお能風悲劇、出来は素晴らしいけど、重苦しくてちょっと飽きたかなと思っていたら、後半「名人伝」は一転して狂言風でコミカル、爆笑できる舞台。陰と陽を見事に使い分けた力量に感服。萬斎さん、凄過ぎ!本人の演技も秀逸だし、ポストトークでも相変わらずの若々しさ&清々しさ、次も本当に楽しみです。ちなみにこの劇場がここまでいっぱいになったのを見たのも初めてでした。

その他のエンタメ&カルチャー(6月~9月)
・「クローサー」(ジュード・ロウの女々しさとアイランド現象に注目。ナタリー・ポートマンはちょっとケイト・ウィンスレットに通じる味のある役者ぶり)
・ルーヴル美術館展@横浜美術館(平日なのに鬼混み。作品数が多くまあ満足)
・箱根ラリック美術館(いかにも箱根的庭園もきれいな美術館。オリエント急行の車両がウリ)
・小笠原伯爵邸ホセシェフのお料理教室(ピンチョスを日本に紹介した有名シェフのお料理教室に行きました。手軽にできるお料理を習えて満足。うちのサークルでまた紹介します)

その他のグルメ(6月~9月)
・酉玉(恵比寿三丁目の焼き鳥屋さん。有名だけど味は普通)
・Adding Blue(青山Blue Note系列。豪快な肉料理がウリみたい)
・鳥繁(渋谷のんべい横丁の名店。味もいいけどお母さんの笑顔も。私は特にレバサシが好き)
・CICADA(広尾の外人御用達地中海料理。ここのハマスはオススメ)
・今井屋(恵比寿の鳥料理屋。焼き鳥は普通、鳥なべはコラーゲンたっぷりな感じでよいかも)
・ブリュッセルズ(神宮前ベルギービールのパブ。アルコール分が高いのでご用心。いつも混んでいる)
・十八番(恵比寿のスペインバル。うるさいけど、つまみはウマイ)
・サバティーニ(ご存知青山の老舗イタリアン。値段と味が合ってないと思います)
・BUCHI(神泉町の立ち飲みワインバー。ワインもつまみも結構ウマイ)
・サンタマリア(中目黒のイタリアン。最近本当にイタリアンが増えてもう何がなんやら、どこも標準に感じます)
・寿司ざんまい(寿司屋もおいしくて安い店が増えた一方、しょうもない店も多いですね。ここはコストパフォーマンスが高く普段使いにはGOOD)

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Comments

We will rock you ~ EpisodeⅢ
ベストは、We will rock you ですね。
息子の子守唄は、Queen です。

Posted by: よっちゃん | October 22, 2005 at 05:03 PM

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